動作時間を短縮したい
アシロボの動作時間を短縮したい場合の操作設定です。
B.待機・終了・エラーの「コマンド間待機時間を変更」コマンドを設定します。
アシロボは仕様として、コマンドとコマンドの間に0.5秒の待機時間が設定されています。
動作が完了しきる前に次の動作に移ってしまうことを防ぐための時間です。
この待機時間を短縮できるのが、「コマンド間待機時間を変更」コマンドです。
動作が安定している箇所に入れ、速度を速めることが可能です。
待機秒数は0秒から設定できますが、動作の様子を見て0.05秒等、秒数を調整いただくのがよいかと思います。
なお、初期値の0.5秒自体を変更することも可能ですが、すべてのシナリオの速度が変更されるため、
秒数設定には注意が必要です。
変更する場合は、下記手順で変更します。
【コマンド間待機時間変更方法】
1)シナリオ一覧画面、右上の三本線メニューをクリック
2)一般設定内、「コマンド間待機時間」欄にて設定を変更
ライセンスキーのファイル(rplzファイル)が開けない
ライセンスキーのファイル(拡張子:rplzのファイル、ワンデーライセンスキー等)は、
開くことができないファイルとなっております。
開かず、そのまま使用しますので、ダウンロード等を行った場合は、
そのまま開かずにデスクトップ等のわかりやすい場所に保存してください。
使用方法は下記の通りです。
1)インストールしたアシロボを起動
2)画面に表示される「ライセンスをインポート」ボタンをクリック
3)ファイル選択画面が表示されるので、ライセンスキーのファイルを選択
4)ライセンスキーが認証される
開いている複数のウィンドウを閉じる
アプリやエクセルなど、開いているウィンドウを閉じる方法をご紹介します。
アプリなどの画面は「alt+F4」というショートカットキーで閉じることが可能です。
エクセルは、専用コマンドに「ブックを閉じる」コマンドがあり、エクセル参照IDで設定して閉じます。
シナリオが勝手に緊急停止になってしまう
シナリオ実行時に勝手に緊急停止になってしまうことがあります。
一般設定で緊急停止オプションを「マウス左上」に設定している場合に発生します。
マウスカーソルが画面左上角の緊急停止の位置に移動してしまうことが原因ですが、マウスが実際に移動してしまう以外に、リモート接続などによる影響も考えられます。
リモート接続を接続/解除する場合にマウスカーソルが移動してしまうことがあるためです。
シナリオ実行時、勝手に緊急停止してしまう場合は、緊急停止の方法を変更することで回避することができます。
シナリオ一覧画面、右上の三本線メニュー、一般設定内、緊急停止オプションで設定を変更します。
マウス左上以外の方法を設定ください。
csvでエクセルを使わずに行末に文字を追加する
csvファイルをエクセルで開かずに行末に文字を追加するシナリオです。
メモ帳でcsvファイルの内容を開き、文字を追加する処理を行います。
文字の追加は、行末にある改行を別の文字に置換する形で行います。
貼り付けコマンドを使用しているとエラーが表示される
貼り付けコマンドを使用している時に、Can't open clipboard for readingというエラーメッセージが表示されることがあります。
このエラーは、別のプログラムがWindowsのクリップボードを利用中に、アシロボも同時にクリップボードを利用しようとするときに発生しているエラーである可能性がございます。
回避方法としては、「キーボード入力(貼り付け)」ではなく、普通の「キーボード入力」を使用するという方法となります。クリップボードを使わなくなるため、エラーを回避できる可能性がございます。
また、31,999文字以上のデータを貼り付けされようとしている場合にも、同様のエラーが出現する可能性がございます。
※31,999文字は、貼り付けの限界値です
シナリオ実行中に途中で止めたい(緊急停止)
シナリオを緊急停止させるには、マウスカーソルを画面左上角の位置に移動させ、停止するまで待機します。コマンドとコマンドの間に、この位置にカーソルがあるかをチェックしているため、すぐには止まらないケースもあります。
緊急停止の方法は、ESCキーの長押しにも変更が可能です。
シナリオ一覧画面、右上、三本線メニュー内の一般設定、緊急停止オプション欄より変更が行えます。
【緊急停止の注意ポイント】
・ループコマンドの際は、ループが終了しないと検知出来ない
・待機コマンドの場合は、10秒毎に確認します。
・画像が出現するのを待つコマンドは、ざっくり検索(ピクセル)が100%未満の場合のみ、定期的に緊急停止条件を確認します。確認頻度は、画面のピクセルを一行確認し終えたタイミングです。例えば、端末の画面解像度が1920x1080であった場合、画面を探している道中、1080回ほど緊急停止条件を確認します。
シナリオをインポートするとエラーメッセージが表示される
下記の場合、シナリオのインポート時にエラーとなります。
・すでに作成済みのシナリオに同じタイトルものがある場合
・シナリオを作成したアシロボのバージョンより、インポートしようとしているアシロボのバージョンが古い場合
同じタイトルがある場合は、新しく作成する側のタイトルを工夫し、既存のシナリオと同一にならないようにすることでエラーを解消できます。
バージョンが合わない場合は、インポートする側のアシロボのバージョンアップを行うことでインポートが行えるようになります。
シナリオを実行したら、コマンドが消えてしまった/コマンドが貼り付けられてしまった
シナリオを実行した際に、シナリオ編集画面を操作していないのに、コマンドが消えてしまったり、貼り付けられてしまったりすることがあります。
これは、操作対象の画面が選択されていないために、アシロボ自体にフォーカスが当たってしまうことが原因です。主に、ショートカットキー操作などを行うときに予期せぬ動作が発生します。
「キーボード入力(貼り付け)」コマンドの前に、「最前画面切り替え」コマンドや「画面切り替え(名前)」コマンドで操作対象のウィンドウを最前にすることで上記の事象を回避することが可能です。
また、この現象が発生し、シナリオが消えてしまった場合は、慌てず、一度シナリオ一覧に戻るのがよいでしょう(この時、シナリオは保存しないでください。保存してしまうと、シナリオが消えたままとなってしまいます)。
また、定期的にシナリオのバックアップを取っておくと、万が一に備えることができます。
シナリオのフォルダごとエクスポート/インポートしたい
シナリオフォルダごとエクスポートを行いたい場合は、エクスポート(全)ボタンからは行えません。個別に対応する必要があります。
フォルダタイトルをクリックすると右側に「フォルダエクスポート」というボタンが表示され、こちらからエクスポートが行えます。
.rpdzという拡張子のフォルダがダウンロードされます。
インポートしたい場合は、この.rpdzという形式のファイルを選択する必要があります。
インポートボタンをクリックし、表示されたインポートのダイアログボックス内、右下のファイルの種類欄をRPDZファイルに変更します。するとダウンロードしたフォルダが表示され、選択できるようになるので、選択して、インポートを行います。