エクセルの時刻表示をデータ参照IDにすると、形式が変わってしまう

エクセルの書式設定が時刻になっているものを、セルの値取得のコマンドでデータ参照IDに記憶をすると、時刻形式が変わってしまい、時刻形式のまま記憶ができません。

時刻形式のまま参照IDに記憶させる場合は、「セルの値取得」コマンドではなく下記をお試しください。

J:エクセルCSV>セルのコピー コマンド
E:記憶>コピー内容 ※ここで参照IDに記憶する

・使用するコマンド
エクセルコマンド(エクセル専用コマンド)、コピー内容の記憶

ファイルが開かない場合、チェックするポイント

指定したファイルが開かない場合、以下を見直してみる。

1.ファイルパスが正しく設定されているか
 直接ファイルパス入力をしている場合、「/」スラッシュと入力されている場合があります。
 ファイルパスやフォルダパスは、「/」スラッシュではなく、「\」バックスラッシュです。

2.アシロボの環境情報コマンドをファイルパスに設定している
 設定したファイルは物理端末上のデスクトップやドキュメントフォルダ内に保存されているか、
 OneDrive内のデスクトップやドキュメントフォルダに保存されていないか確認する。

 例1:通常のデスクトップに保存されている際のファイルパス
 C:\Users\ユーザ名\Desktop\指定したファイル

 例2:OneDriveのデスクトップに保存されている際のファイルパス
 C:\Users\ユーザ名\OneDrive\Desktop\指定したファイル

csvからエクセルに転記し、PDFに変換して保存する

csvから必要な情報を読み取り、エクセルの指定箇所に転記するシナリオです。
転記後はPDFに変換して保存します。

・使用するコマンド
エクセルコマンド(エクセル専用コマンド)、ショートカットキー
・使用するソフト
エクセル

エクセルでオートサムを使用したい

エクセルでオートサムを使用する場合のサンプルです。ショートカットキーを使用し、設定を行います。

・使用するコマンド
エクセルコマンド(エクセル専用コマンド)、ショートカットキー
・使用するソフト
エクセル

ワイルドカード(*)にてファイルの有/無を確認

ワイルドカード(*)と繰り返しコマンドを使用し、対象フォルダに拡張子.xlsxファイルが格納されるまで繰り返し確認を行います。
サンプルシナリオでは、ファイルが無ければ繰り返しの最初に戻り、ファイルが見つかるまで繰り返し(ループ)を行うので設定にご注意下さい。

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、繰り返し、ファイル・フォルダの有/無を確認、続行確認、繰り返しを抜ける、繰り返しの最初に戻る

エクセルの「読み取り専用で開く」を解除したい

読み取り専用が推奨設定となっているエクセルを開く際に、読み取り専用で開く設定を解除するサンプルシナリオです。
一度、ファイルを開くコマンドを使用してエクセルファイルを開き、ショートカットキー操作で読み取り専用で開く設定を解除します。解除後、エクセルブックを開くコマンドを使用して同じエクセルファイルを開くことで、読み取り専用で開く設定を解除した状態でエクセルファイルを開き、使用することが可能となります。

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、ファイルを開く、ショートカットキーを入力、エクセルブックを開く
・使用するソフト
エクセル

ファイル名から数値を抽出(桁数制限あり)

文字列抽出(ルールにマッチ:正規表現)を使用し、取得したファイル名から指定した数値のみを抽出する。数値の桁数が固定の場合のルールにマッチ:正規表現の設定方法となります。

例:「2020年9月【アシロボ】7622100827368_DS02様_ご請求書.xlsx」ファイル名から、「7622100827368」13桁の数値を抽出

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、最新ファイル・フォルダを取得、ファイル・フォルダ名抽出(ファイルパス)、文字列抽出(ルールにマッチ)、アプリ起動、キーボード入力(文字)

ファイル名から数値を抽出(桁数制限無し)

文字列抽出(ルールにマッチ:正規表現)を使用し、取得したファイル名から指定した数値のみを抽出する。数値の桁数はファイルにより何桁あるか変動する場合、抽出する桁数を制限無しにしておく事で何桁でも対応が出来る。

例:「2020年9月【アシロボ】7622100827368_DS02様_ご請求書.xlsx」ファイル名から、「7622100827368」13桁の数値を抽出

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、最新ファイル・フォルダを取得、ファイル・フォルダ名抽出(ファイルパス)、文字列抽出(ルールにマッチ)、アプリ起動、キーボード入力(文字)

1週間分のワークシートを土日を除き作成する

今日を起点に土日を除き、1週間分のワークシートを新規作成します。
サンプルシナリオでは、曜日を記憶を文字列比較し、「土日」を除き新しいワークシートを作成しています。

・使用するコマンド
日付を記憶、曜日を記憶、エクセル専用コマンド、文字列比較、${}

作業毎にタイムスタンプを押し、履歴を残す

作業履歴を残すため、作業毎に「日付を記憶」「現在の時刻を記憶」を使用して打刻して行きます。
サンプルシナリオでは、3-03_記憶:参照IDで使用したシナリオに、「大きい・小さい」の判定を入力する毎に、次の列に移動し、日付_時刻を打刻して行きます。

・使用するコマンド
データの記憶(文字)、データの記憶(環境情報)、日付を記憶、現在の時刻を記憶、エクセル専用コマンド、繰り返し(回数)、参照ID比較、繰り返しを抜ける、数値比較、${}