フォルダ内のPDFを全て処理する
同一フォルダ内にある同じ拡張子のファイル(ここではPDFファイル)を
ファイルがあるだけ開き→閉じ→フォルダを移動する、という処理を行います。
同一拡張子の複数ファイルを続けて処理したいときに有効な手順です。
【操作方法】
1)フォルダループコマンドを設定
フォルダ場所:対象ファイルの格納フォルダを指定
取得対象:ファイル
ループ順序:任意の順番を選択
拡張子:対象ファイルの拡張子を入力(例:.pdf)
データ参照ID:対象ファイルのファイルパスが記憶されるので、わかりやすく設定
(例:PDFファイル)
2)ファイルを開く
1で設定したデータ参照IDを選択
3)ファイルを閉じる
ショートカットキー「alt+F4」を設定
4)ファイルを移動
ファイル場所:1で記憶したデータ参照IDを選択
移動先フォルダ場所:移動先のフォルダパスを指定
詳細はサンプルシナリオにてご確認ください。
ファイルが開かない場合、チェックするポイント
指定したファイルが開かない場合、以下を見直してみる。
1.ファイルパスが正しく設定されているか
直接ファイルパス入力をしている場合、「/」スラッシュと入力されている場合があります。
ファイルパスやフォルダパスは、「/」スラッシュではなく、「\」バックスラッシュです。
2.アシロボの環境情報コマンドをファイルパスに設定している
設定したファイルは物理端末上のデスクトップやドキュメントフォルダ内に保存されているか、
OneDrive内のデスクトップやドキュメントフォルダに保存されていないか確認する。
例1:通常のデスクトップに保存されている際のファイルパス
C:\Users\ユーザ名\Desktop\指定したファイル
例2:OneDriveのデスクトップに保存されている際のファイルパス
C:\Users\ユーザ名\OneDrive\Desktop\指定したファイル
ウェブサイトからファイルをダウンロードしようとすると、保存のダイアログボックスが表示された状態のまま動かなくなってしまう(フリーズしてしまう、固まってしまう)
アシロボブラウザを使い、ウェブサイトからファイルをダウンロードする際、保存のダイアログボックスが表示された段階で動作がフリーズしてしまうことがあります。
この場合は、ダウンロードボタンの操作の際にHTMLクリックではなく、HTML選択+HTMLショートカットキー(Enter)を使用してファイルのダウンロードを行います。
こちらの方法でもフリーズが解消できない場合は、アシロボブラウザ以外のブラウザでページを起動します。
ファイルの更新日時を判別して分岐処理を行う
対象フォルダ内のファイルの更新日時を取得し、本日の日付と合致すれば、その後の処理を行う。
本日の日付と合致しなければ、何も行わない。
サンプルシナリオでは、ダウンロードフォルダ内の更新日時が1番新しいファイルに対して分岐処理を行います。
1行ずつループで、フォルダ内のファイル数をカウントする
文字抽出ループ(1行)を使用して、指定したフォルダ内に保存されている全てのファイル数をカウントします。
サンプルシナリオでは、ダウンロードフォルダ内のファイル数をカウントしています。
フォルダ内ループで、フォルダ内のファイル数をカウントする
フォルダ内ループを使用して、フォルダ内の指定した拡張子ファイルがいくつ保存されているかカウントします。
記憶したファイル更新日時「yyyymmddhhmmss」から「ss」のみを削除して抽出
文字列抽出(ルールにマッチ:正規表現)を使用し、データ参照IDに記憶したファイル更新日時「yyyymmddhhmmss」から「ss」のみを削除して抽出します。
例:20210611082538 → 202106110825
ワイルドカード(*)にてファイルの有/無を確認
ワイルドカード(*)と繰り返しコマンドを使用し、対象フォルダに拡張子.xlsxファイルが格納されるまで繰り返し確認を行います。
サンプルシナリオでは、ファイルが無ければ繰り返しの最初に戻り、ファイルが見つかるまで繰り返し(ループ)を行うので設定にご注意下さい。
ウェブサイトからファイルをダウンロードし、操作したい
ウェブサイトからファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルを操作するサンプルシナリオです。
アシロボQ&Aサイトからファイルをダウンロードし、ダウンロード時刻をファイル名にしてデスクトップに保存します。ZIPファイルとしてダウンロードされるため、ショートカットキー操作でZIPファイルを解凍し、解凍された中からファイルをデスクトップに移動します。(移動する際にファイル名の変更も行っております)
ファイル名から数値を抽出(桁数制限あり)
文字列抽出(ルールにマッチ:正規表現)を使用し、取得したファイル名から指定した数値のみを抽出する。数値の桁数が固定の場合のルールにマッチ:正規表現の設定方法となります。
例:「2020年9月【アシロボ】7622100827368_DS02様_ご請求書.xlsx」ファイル名から、「7622100827368」13桁の数値を抽出