月の一日と末日を記憶させたい

月の最初の日、最後の日を記憶させたい場合の設定方法です。
E.記憶の日付を記憶(営業日)コマンドを使用して設定します。
当月の第一営業日を選択し、日付形式を選択します。
その後、休日設定を「入れない」ことで、単純に月のついたちを記憶させることが可能です。

反対に、月末日を記憶させたい場合は、
当月の最終営業日を選択し、日付形式を選択します。
こちらも、休日設定を「入れない」ことで、月の末日を記憶させることができます。

・使用するコマンド
日付を記憶(営業日)、アプリ起動、キーボード入力(文字)
・使用するソフト
メモ帳

環境情報が使えない

環境情報のコマンドを利用して、デスクトップの情報などを記憶しているが、ファイルを開く場合などにエラーになってしまう場合、ご利用になられているパソコンの環境情報が、実際操作されたい環境と異なっている可能性があります。

例えば、Onedriveなどをご利用の場合、自動的にデスクトップに同期がかかっていたりして、実際の環境情報とは変化してしまいます。
(例)
通常:C:\Users\ユーザー名\AppData\Desktop
onedriveの場合:C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ

このような場合は、環境情報のコマンドは利用せずに、E:記憶>文字 のコマンドで、自分のデスクトップ情報などを記憶して、ご利用ください。

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)

1行ずつループを使用し、取得した値とマッチさせる

予めシナリオ内に一覧として選択区分を全て記憶しておきます。
取得した値(サンプルでは、実行中に入力を使用)が、一覧にある選択区分のどれにマッチするかを1行ずつループと文字列比較を使用し検索させます。
マッチした後、文字抽出(区切り文字)を使用し、タブ区切りの2番目の値のみを表示させます。

・使用するコマンド
データの記憶(文字)、実行中に入力、文字抽出ループ(1行ずつ)、文字列比較、文字抽出(区切り文字)、繰り返しを抜ける、続行確認

記憶した値の「-」で区切られた2つ目のみ抽出

文字列抽出(区切り文字から)を使用し、記憶した値の「-」で区切られた2つ目のみ抽出します。

例:WE2-4783-DX → 4783

・使用するコマンド
データの記憶(文字)、文字列抽出(区切り文字から)、続行確認

3ヶ月前の末日を呼び出す

最初に当月1日を記憶させ、日付計算コマンドを使用し、3ヶ月前の末日を呼び出します。
日付計算コマンドの計算日付の値を変更すれば、様々なパターンで日付を計算し呼び出す事が可能です。

・使用するコマンド
日付を記憶(営業日)、日付計算結果を記憶、続行確認

記憶した文字列から後ろ10桁のみ抽出

文字列抽出(ルールにマッチ:正規表現)を使用し、記憶した文字列から後ろ10桁のみを抽出します。

例:ssd-7781f-aekidzie3qpnn3-B01KZ6SDK2 → B01KZ6SDK2

・使用するコマンド
データの記憶(文字)、文字列抽出(ルールにマッチ)、続行確認

3営業日後の日付を呼び出す

本日の日付から、日付計算コマンドと繰り返しコマンドを使用し、3営業日後の日付を呼び出します。
繰り返しの回数や、日付計算コマンドの計算日付を変更すれば、他の営業日を呼び出す事が可能です。

・使用するコマンド
日付を記憶、日付計算結果を記憶、繰り返し、続行確認

記憶した日付「2021年12月1日(水)」から、「1日」のみを抽出

文字列抽出(区切り文字)を使用し、記憶した「2021年12月1日(水)」から「1日」のみを抽出します。
文字列抽出(区切り文字)を2回使用する事で、分割して抽出が可能です。

①月以降、「1日(水)」を抽出
②日以前、「1」を抽出

・使用するコマンド
データの記憶(文字)、文字列抽出(区切り文字)、続行確認

毎月、前々月21日前月20日締めの日付を呼び出す

日付計算と文字抽出コマンドを使用し、毎月、前々月21日、前月20日締めの日付を呼び出します。
日付計算コマンドの年月日を変更する事で、他の月日を呼び出す事も可能です。

例:2021-10-01 → 20210821~20210920

・使用するコマンド
日付を記憶、日付計算結果を記憶、文字抽出(区切り文字)、続行確認

ファイルの更新日時を判別して分岐処理を行う

対象フォルダ内のファイルの更新日時を取得し、本日の日付と合致すれば、その後の処理を行う。
本日の日付と合致しなければ、何も行わない。
サンプルシナリオでは、ダウンロードフォルダ内の更新日時が1番新しいファイルに対して分岐処理を行います。

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、日付を記憶、最新ファイル・フォルダを取得、ファイル更新日時を記憶、文字列比較、続行確認