ウェブ上でログイン後、ロボット対策の確認を求められるので回避したい

特定のウェブページにログイン後、画像や文字入力などのロボット対策を求められて先に進めない、回避したい場合には、起動(ユーザ情報引継)のコマンドを使用いただけます。
このコマンドにより、ブラウザに保存されたユーザ情報を引き継いで起動が可能になります。
※サイトの仕様により引き継げない場合もあります。

1)L:ウェブブラウザ>起動(ユーザ情報引継ぎ)コマンドで、起動する際に使うブラウザと開きたいURLを設定します。
ブラウザのパスと、プロファイルパスの設定もお願いします。
※マニュアル内、「ブラウザプロファイルの使い方」を参照下さい。
GoogleChrome、MicrosoftEdgeでプロファイルパスを取得したい場合は、各ブラウザのURL(アドレスバー)に以下を入力する。

GoogleChrome : chrome://version
MicrosoftEdge : edge://version

ページに表示されたプロファイルパスをコピーし、ユーザ情報引継ぎコマンドに設定する。
取得できるプロファイルパスは、ユーザ毎に異なるが、以下のような文字列です。

例)C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Profile 1
  C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Default

2)事前に手動で起動したいブラウザでログインを済ませてください。また、以下のブラウザの設定もお願いします。

Chromeの場合
1. chromeブラウザを開く
2. 右上のメニューから「設定」を選択
3. 左側のメニューから「詳細設定」>「システム」を選択
4. 「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」がONになっていたら、OFFにする

Edgeの場合:
1. Edgeブラウザを開く
2. 右上のメニューから「設定」を選択
3. 左側のメニューから「システムとパフォーマンス」を選択
4. 「スタートアップブースト」「Microsoft Edge が終了してもバック グラウンドの拡張機能およびアプリの実行を続行する」がONになっていたら、OFFにする

3)ログイン完了後、対象のブラウザをすべて閉じてからコマンドを実行してください。

・使用するコマンド
起動(ユーザー情報引継ぎ)

バッチファイルを起動したい

アシロボでバッチファイルを起動することは可能です。
ファイル名を指定して実行(win+r)という方法で起動します。
----------------
D:キーボード>ショートカットキー(Windowsキー+rを指定)
D:キーボード>入力:文字(batファイルのパスを指定)
----------------
上記のように設定します。

・使用するコマンド
ショートカットキー、入力(文字)

ファイルが開かない場合、チェックするポイント

指定したファイルが開かない場合、以下を見直してみる。

1.ファイルパスが正しく設定されているか
 直接ファイルパス入力をしている場合、「/」スラッシュと入力されている場合があります。
 ファイルパスやフォルダパスは、「/」スラッシュではなく、「\」バックスラッシュです。

2.アシロボの環境情報コマンドをファイルパスに設定している
 設定したファイルは物理端末上のデスクトップやドキュメントフォルダ内に保存されているか、
 OneDrive内のデスクトップやドキュメントフォルダに保存されていないか確認する。

 例1:通常のデスクトップに保存されている際のファイルパス
 C:\Users\ユーザ名\Desktop\指定したファイル

 例2:OneDriveのデスクトップに保存されている際のファイルパス
 C:\Users\ユーザ名\OneDrive\Desktop\指定したファイル

Windowsアクセサリー:切り取り&スケッチアプリで画像を切り取り、貼り付ける

「切り取り&スケッチ」アプリをキーボードショートカットで起動し、マウス移動:座標(ドラッグ&ドロップ)と組合せ、画像を切り取り、ペイントアプリに貼り付けまでを行います。

・使用するコマンド
ショートカットキーを入力、マウス移動(座標)、現在位置からドラッグ&ドロップ(座標)、待機(秒)、アプリ起動

アシロボを起動したら「すでに起動中です」というメッセージが表示されエラーになってしまう

アシロボを画面の右上にある×印で終了し、再度起動しようとすると、このエラーが発生します。
アシロボは二重起動ができない仕様となっているため、そのようなエラーが表示されます。
アシロボを×印で消した場合は、画面下などに表示しているタスクバーの上向き三角マーク、隠れているインジケーターを表示をクリックしていただくと、その中にアシロボのアイコンがあり、そちらをクリックするとアシロボの画面が表示されます。
また、完全に終了したい場合は、この部分にあるアイコンを右クリックいただき、表示される終了をクリックいただくか、アシロボトップページの右上にある三本線メニュー内の終了をクリックしていただくことで完全終了が可能です。

起動後に表示される「編集を有効にする」ボタンを押す

起動後に表示される「編集を有効にする」「コンテンツを有効化する」ボタンをキーボードショートカットキーを使用し解除するシナリオです。
「保護ビュー」画像をキャプチャしておき、「保護ビュー」画像が出現すればボタンを押す、出現しなければ何もしない、という画像の分岐シナリオになっています。インターネットからダウンロードしたエクセルファイルは「保護ビュー」状態になっているため、このシナリオを追加しておくと、エラーを回避できます。

・使用するコマンド
データの記憶(環境情報)、エクセル専用コマンド、画像出現を待つ、ショートカットキーを入力、待機(秒)、${}
・使用するソフト
エクセル

電卓を起動し計算する

アプリ起動から電卓を起動し、計算を行い計算結果をメモ帳に書き出します。
※エクセル内で計算をする、ロボット動作一覧 E 記憶「計算」コマンドでも計算が可能ですが、ここでは、電卓を使用してのサンプルシナリオを紹介しています。

・使用するコマンド
アプリ起動、キーボード入力(文字)、ショートカットキーを入力
・使用するソフト
電卓